from Tontouta to Tokyo -New Caledonia-
さて、メラネシアンな人たちも交えた楽しい夜もあっという間、帰国の時間が迫ってきました。
本当に忘れがたい、楽しくて笑いに満ち溢れた夜で、私は本当に日本に帰りたくないと思いました。
しかし、現実は残酷です。
帰らなくては・・・そして、仕事に戻らなければ・・・と。
友人が車で空港まで送ってくれました。
この友達は、本当に偶然できた友達でしたが、親友と呼べるくらい仲良くなることができました。
私たちをメラネシアの集落に連れて行ってくれたり、大自然を見せてくれたり、そして友達を招いてパーティーをしてくれたり・・・心から感謝しています。
私は彼女がいたから今回充実した旅行ができたわけで、彼女がいたおかげで、またNCに戻りたいと切実に思うようになったんです。
私は間違いなく、来年もNCに行きますよ。
深夜便で東京へ。
滑走路を降り立ち見えてきたこの背の高い建物は、管制塔でしょうか?
この間ドラマを通じて航空管制について勉強したから、ちょっと興味が出たんです。
そのドラマを見てから、私は飛行機は離陸よりも着陸のほうがドラマティックだと思うようになりました。
空に飛び立つ瞬間はいつもワクワクするものです。
しかし、多分パイロットの技術からすると、着陸のほうが何倍も難しいのではないでしょうか。
巨大な機体が安全に着陸し、私たちを新たな土地へ誘ってくれる。
着陸は魅力的な瞬間だと思います。
成田第一ターミナルからリムジンバスで地元へ。
私はどんなに時間がかかっても、乗り換えの多い電車よりもリムジンバスのほうが断然快適なのですきです。
こうしてあっという間に旅は終わり、気づけば仕事に戻っている。
NCにいた時間が過去のものになってしまっている現状が、信じられない。
ただ先ほども書いたけど、私は多分来年またNCに戻ります。
毎年私は色んな異文化に触れるため、敢えて違う国を旅するようにしてきたんです。
どの旅も本当に素晴らしく、現地の人と喋ったり新しいことを発見することが、いつもたまらなく楽しいんです。
しかし、私はNCで、自分の家族だと思えるような人たちに出会ってしまったのです。
彼らと一緒に過ごした時間は、あまりに短かった。
もう少し長く、彼らと一緒に過ごすべきだったんだと思うんです。
よりメラネシア文化に触れ、彼らの素晴らしさを日本でも伝えていけたらいいなと思うので、私は多分また来年もNCに行きます。
お土産はあまり買ってきませんでした。
ただ、一応義理ってものがあるので、家族向けと職場向けに、チョコレートの詰め合わせを買ってきました。
そのほか、ちょっとユニークなものだけご紹介。
こちらは、スーパーなどでは決して手に入らない蜂蜜です。
最初、NCでも沢山の蜂蜜が生産されていて、どれか買って帰ろうかと思ったんです。
そしたら地元の友人が「私の友人が作っている蜂蜜にしなよ。大量生産の味じゃなくて、本当に美味しいから」と。
そこで、その蜂蜜屋さんに行って実際にそれを作っているご主人に会い、その人のつくった、熊さんボトルに入っている蜂蜜を買ってきました。
これは、一番このボトルが似合いそうな甥っ子3号にあげようと思っています。
自分に買ってきたのが、Kavaのカプセル。
空港で売られているのを偶然発見しました。
カバといえば、先日ナカマルで初めて体験しましたが、そのカプセルは貴重だと思ったので、自分用に買って帰ることにしたんです。
毎晩飲んでいます。
効果のほどは・・・あります!
昨晩もいい夢見ました。
最近は悪夢のほうがどちらかというと多かったのですが、誰にも言えない、けどちょっと思い出深い夢です。
これもNC効果なのでしょうか・・・今でもNCの友人と過ごした時間が心の中で流れていて、NCという場所を知ることができたことを、本当に幸せに思っています。
旅の日記はこれでおしまいです。
次はどんな旅が待っているのか、今から楽しみにしつつ、次なる旅に向けて、また貯金を開始します。
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