原宿と私

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夕方、本社に野暮用があって行ってきました。

本社ビルがあるのは、原宿です。

私は本社に用があるとき以外は決して原宿には行きません。

渋谷にも、昔好きだった表参道にも行かなくなったなぁ・・・。

そもそも私が初めて「お買い物」に出かけた場所が、原宿でした。

小6の私は中3の姉に連れられて、竹下通りで買い物をしたんです。

それ以来、たまにショッピングに来るようになりましたが、段々行かなくなって・・・私の中では、原宿はそんときからあまり変わっていないんですよね。

竹下通りの店舗は、確かにがらりと変わりました。

30年前にあったお店は1軒もないんだろうと思います。

ただ雰囲気は、あの頃とちっとも変わっていないから、ある意味ではびっくりです。

竹下通りは今もなお人込みで有名だし、相変わらず若者が集まってくる場所です。

一つだけ言うなら、外国人観光客が増えました。

私は今では、殆どショッピングには行きませんね。

私はよく所用で外出すると新宿を通りますが、そこも通り過ぎるだけで、滅多に買い物はしません。

私が郊外に引っ越して随分経ちますが、きっと元から盛り場が嫌いなんだと思います。

夜出歩くのが嫌いだし、繁華街に行かなくても色んな楽しみを見つけることができるし。

ぶっちゃけ、家族で一緒にご飯食べたりゲームやったりするとか、友達と喋っているだけとか、あと映画は見ますけど、それ以外、都会的なものが必要ないんですよ。

私はつくづく自分が都会人なんだなぁと思うことはあります。

東京23区で生まれ育ち、日本では東京以外のことを知らない典型的な都会っ子。

都会は色んなところから人が集まってくるごった煮文化ですから、それが当たり前なんです。

そして、自分がする何気ないしぐさやファッションが、一歩東京を離れると斬新に見えたりするらしい。

東京では当たり前のことが、ほかのところでは全然当たり前じゃなくて、むしろ私はCrazyだと思われがちです。

そんな私でも、都会に住んでいると疲れるというのを実感します。

万年便利な暮らしをしていないと落ち着かない人もいるんでしょうが、私は多少不便でも、足になる交通があれば大丈夫です。

海外で色々と不便なことも体験してきたから、多少不便になったからといって問題ではない。

今は、もっと小規模なコミュニティが形成されているここ郊外のほうがずっと落ち着きます。

原宿に行くと、都会独特の空気にただただ疲れてしまう。

それが初めて見る人にとっては新鮮な眺めかもしれないけど、私は原宿に着いたとたん、なぜか寂しくなったり心細くなったりします。

まぁ、本社があそこにある限り、私が原宿に行くことはこれからもあるでしょう。

そう考えると憂鬱にもなるのですが、まぁたまにはそこから世界に散る友達に向けて何かしら情報を発信してもいいかな、とも、少しは思いました。

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