家庭訪問・祈祷

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実家です。

実家に行ったのはいつ以来だったかなぁ・・・少なくとも正月には行ったと思うのですが、それ以降、ひょっとしたら行っていないかもしれません。

それくらい仕事やニューカレドニア関連でとても忙しく、休みの日は主に買出しやマッサージを受けることに費やされ、全く時間がありませんでした。

実家に行く時間があるのなら・・・寝る(^^;

それくらい毎日毎日疲れていたんです。

それでも、今日はたまたまお休みかつ、神父さんの家庭訪問があるとのことで、本当に久しぶりに実家に足を運んでみました。

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両親や姉、神父さんが談笑しているところ。

正直、私は神父を尊敬していても、あまりウマの合うタイプではありません。

神父・母・姉には共通の趣味があります。

それは、クラシック音楽で、ただ聴くのではなく、3人ともアマチュアで音楽に関わっています。

姉はヴァイオリン奏者として幾つものオケを掛け持ちしているし、母と神父は声楽のグループに所属し、レクイエムなどを一緒イン歌っています。

クラシック音楽家についても諸々話していましたね。

あの作曲家を好む人はどうのこうの、何故日本人はみんなバッハが好きなんだろうか?などなど。

バッハって・・・どんな曲作った人でしたっけ!?( ̄∇ ̄;)=З

私もかつてはクラシック音楽をやっていました。

チェロ奏者としてオケに参加していたことがありますが、どうも親に「無理やりやらされている」感があって、すっかり音楽アレルギーになってしまいました。

今では音楽は聴かないし、口ずさむのは大抵ドラマで聞いた曲とかです。

昔集めたCDは全部捨てましたが、航海したことは一度もありません。

だから、祈祷以外の時間を一緒に過ごしていても、正直楽しくありませんでした。

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うちの人間と趣味が合う神父様に母が特別に用意したのが、フォートナム&メイソンのロールケーキです。

私はお菓子を平らげて、さっさと2階に上がってしまいました。

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ケーキを食べながらふと見つけたオブジェ。

多分これ、母が作ったんだと思いますが、こういうところのセンスは本当にいいんですよね~

私と母は性格的には交わらない点が多く、私は母を価値観が完全に偏ったかわいそうな人だと思うときがあります。

しかし、ある意味で趣味が合ったり、政治や国際情勢について話す時には、大いに盛り上がります。

だから、まぁ楽しかったといえば、楽しかったです。

私は信仰にのめり込むほうではありません。

むしろ姉が、神父と色んな面で気が合うからか、どんどんロシア正教に傾倒していっています。

私は無神論者で無国籍というスタンスが合うんだと最近わかってきたので、逆に信仰からは離れていっています。

そして、家族と過ごす時間が短い分、どうしても価値観に違いが生じてきます。

傲慢な言い方をすると、家族の時は止まっていて、私だけがどんどん新しい世界を開拓し、人生を先に進めているような感覚です。

何故同じところに立ち止まり、人生を積極的に開拓しようと思わないのか、不思議でしょうがないのですが、考えてみると、私のバイタリティが尋常ではないくらい高いのだと思います。

私は40歳ですが、人生これからで、夢も希望もやりたいことも盛りだくさん、常に新しい挑戦をし続けることが生き甲斐なんです。

世界旅行をして新しいことをどんどん発見し、それを更に自分の未来に生かしていきたい、そんな風に考えています。

まぁ何はともあれ、円満な家族がいることは本当に心強く、いつも恵まれた家庭環境に感謝しています。

世の中には家族が欠けていたり、全員揃っているのに不和が生じてどうにもならない家族もあるのですから。

そんなことを思いながら、結局一人暮らしが楽しいのだと改めて思い、さっさと帰宅しました。

それでも、楽しい時間を充分に過ごせたと思うし、今月29日は母の誕生日なので、盛大にお祝いしたいです。

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